2026/08/25 15:13


(この記事は2026年6月にnoteで公開されたものです)


彼は、日本を愛するタンザニア人。


私は、タンザニアを愛する日本人。


付き合い始めて2ヶ月半。


私たちのあいだには、いつも12,000kmの距離がある。


マラリア、頻繁な交通事故、生活習慣病、犯罪…


タンザニアは平和の国だ。それでも、日本では起こり得ない脅威が存在する。


けれど、それは彼にとっても同じだ。


地震、台風、特殊犯罪…日本にあってタンザニアはない、彼が経験のない脅威はたくさんある。


お互いを愛する人生に、突然お互いを失うかもしれないという恐怖がついてまわる。


それでも、共にありたいと思う。


それが私たちの生きる希望。



彼の日本語名は、Tomoki。


彼の友人からもらった名前に、2人で漢字を当てた。


名前を「Tomo」と「ki」に分け、それぞれいくつか漢字の候補を出した。


彼が選んだ漢字は「共希」。


「共にある。それが僕らの生きる希望」。


そう、私たちは離れていても共にある。


国籍も、文化も、肌の色も違うけれど、それは実は大きな問題じゃない。


お互いがお互いを尊敬して、尊重して、たくさん話して、たくさん笑って、そして毎日、新しい一面を発見する。そしてもっと好きになる。


毎晩、電話切る前、彼は日本語で言う。


「めっちゃ愛してる」。


そして私はスワヒリ語でこう返す。


「Nakupenda sana pia (私もめっちゃ愛してる)」。


未来がどうなるかはわからない。


それでも、私は彼と共に生きたい。


人生に絶望し続けてきた私の希望は、ここにある。